Complete text -- "ひなたの狼"

25 September

ひなたの狼

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とうとう1巻発売です。
幕末だというのに髷はなく、変な所で現代的で考証がゆるーくなっていますが、新選組の話です。
興味ある方手に取ってみていただけるとうれしいな、と。

今回おまけページが結構あります。ページの関係で連載前に作ったキャラ表が載ることになったのですが、人に見せるのを前提で作っていないため(見せても担当さんだけの予定でした…)、やけにいらんことまで細かく書いてあって非常に恥ずかしいです。


中高生位の時から新選組で漫画描けないかと考えていた訳ですが、思えばひなた連載までいろいろストーリーや設定に変遷がありました。

中学生の時に考えていたのはタイムスリップした現代の女子高生が屯所の下働きに入る話。プロットとしてノートに書いた文章、確か幼なじみに貸してそのままになっていたような気がする。頼む、そのまま捨ててしまっていてくれ…

高校生、短大の時考えていたのは崇徳上皇の呪いから現代の幕末人物の生まれ変わりの人々に幕末の記憶がよみがえっていろいろハチャメチャになる話…
ちなみに生まれ変わりネタの方は土方は女子高生(スミマセン土方さん…)、土方の両親は桂、幾松夫妻、近藤は老人、永倉はサラリーマン、などという設定でした。

また風俗だけ明治期にし、エピソードはそのままという話とか(蒸気機関車が走り、ザンギリ頭で…と)。黒船からの流れからの説明が非常に難しくなるのでボツ。

最終的に元々の新選組のエピソードが一番魅力があるからなぁ、という結論に達し、設定の変更は最小限になりました。
ザンギリなのは上の設定ひきずってますね。

髷にすると地味な上に描き分けが非常に困難になるというのもあります。月代の広さ、結い方などの流行も藩によって大きく違ったりするのでそれを表現するのも難しく。幕末には総髪が流行ったのでそればっかりになるのもまた…
16:54:46 | saitoumisaki | | TrackBacks
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