03 June

ボツ絵。

現在カラーとか設定の仕事をやっている関係で、コピー用紙をゴチャゴチャ使っていまして（私は再生紙のコピー用紙でカラーなどを描いてます）、前描いた単行本の表紙のラフを発見したのでご披露を。

ボツになったものなので大したもんでもないですが…

単行本の表紙は、数点ラフを見せまして中でいいのを編集さんに選んでもらって、その先ペン入れ、色塗り、と進める形です。
大体ラフは毎巻3〜4枚描いている感じです。

面白いのは自分で「これかな？」と思ったものが選ばれた試しがないことです。逆にこれじゃないだろう、というのが選ばれたりします。
これは友人の漫画家さんもそうみたいで、不思議なもんじゃなー、と。


本当に悪いと思うものは自主的にボツにしますし、漫画は描いても送り出すことに関しては完全に素人ですから、そのプロである編集さんの選んだものに間違いないと思うので問題はない訳ですが…

キャッチーから外れたものが好きになりがちなので（描き手でそういう人は多いのかな…）、私が選ぶと駄目そうだなー。
本当に好き放題だと、人物やロゴ埋もれる形で絵描きそう…


大まかな打ち合わせで形を決めた後に描いているものなのでバリエーションはないですな。
土方の似た角度のそう違いがわからないものなので大して面白くもないですが…

ひなた表紙はピンで縦、表情がわかる土方というのが共通してあるテーマ（？）です。退魔針だと巻で色分けのようななこともやってますが…



結構前の絵だなぁ…これはペン入れがしてあります。
単行本ではないものの絵の候補の一つ。



恐らく3巻のラフ。


3巻か4巻か…


4巻ラフだと思われます。