Archive for November 2004

25 November

半端に貧乏

現在年末に向けて忙しくなる前のちょっとしたオフな時期なんですが、溶けてます。友人・知人に連絡もらっていて返事がなかなか出せなかったのでそれをやらねば…
友人・知人の皆様(数少ない…)すみません…

出無精なのに加え平日誘えるお友達もなく、買い物するにも財布が寂しい。
優勝セールに本買い過ぎ、飲み会のせいか…これは仕事せいということだな。
怠け人間なので経済的に余裕があってもダメですが、心もとないと焦りますな。

今日何をした訳でもないのに左の背中が痛い。ソウボウキンのあたり。ひねったかな。湿布をはりました。
夕方担当氏から電話をもらい、ハウルや最近の映画の雑談をしていた横でたまたま下にいた母がメモ裏にラクガキを。

私が子供の頃ドレス着たお姫さまな絵をちょくちょく描いてもらっていましたが、久々に見た。
見せてと言ったら隠しました。チェ。

↓隠されてしまった人物の絵の他に残されていた絵。これはハウルに出てきた犬、ヒンのつもりらしい。かわいいけど…ちょっと違う?
見ずに私も描いてみましたが、なんか…千と千尋に出てきた何かみたいになりました。この絵は後日。
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23:54:00 | saitoumisaki | | TrackBacks

24 November

ハウル(少々否定的なのでこれから見る方注意)

仕事が一段落したのもあり、映画を観に行ってきました。
「ハウルの動く城」を。

あまり期待はしていなかったのですが、前半とても楽しめました。
パンに目玉焼き…これは懐かしいというかうれしくなったなぁ。
ソフィの足の細さがいい!ハウルは…私は美形萌えあまりないんだということを再確認。もっと偉そうだったり突き抜けたナルシストだったら好きになっていただろうな、と。この普通っぽい性格で美形がいいのかな…私はそれだと萌えがない…

城の構造や内部もう少し知りたかったなぁ。

後半は…とっ散らかったというか、不親切…?
キャラクターが筋を言葉で説明するなどのわかりやすい表現をやめ、見る方の解釈の幅を広げる大人向けの作品としてのやり方かなぁ、とも思いましたが…
これが宮崎作品でなかったら、設定裏読みとか伏線深読みとか喜んでしていたかもですが、宮崎作品には求めていないのかなんかモヤモヤと。

全体の筋に関しては、女性っぽいミクロな視点の話を男性的なマクロな広さを加えてしまったことで焦点がブレてしまったように感じました。

ハウルとソフィの性格がいまいちつかみきれなかったのもあるのか…
ちなみに一番気にしていたのは主役の声二人ですが、これは違和感無し。キムタクよかった。ソフィの声は老け過ぎでは?の声もありますが、私的にはありかな、と。島本須美のような可憐さと落ち着きが同居していてよかったな、と。

まぁ最大のモヤモヤは…私の頭がお子さまだからでしょうか(以下ネタバレにつき伏せ字)
ソフィの姿がのろいがとけていつ戻ったのかはっきりわからなかったので〈魔法つかいではない第三者のソフィの容姿に関する証言は会いにきた母親以降なかったように思う。最後まで傍目ではおばあちゃんの姿に見えている可能性も〉カップル萌えするにはビジュアルは双方若い状態でいいのか?と悩み躊躇してしまったことにあるような気がする。

原作読みたくなってきた…
魔法使い設定はいろいろツボなので〈…の割にはハリポタには手つけてませんが。姿は若いが年はうんととっているというのが好み。過去にそういう魔法使いの師匠と弟子の物語も考えてみたり。〉読んでみようかな…
21:00:00 | saitoumisaki | | TrackBacks

15 November

取調日記

昨日書こうと思って忘れていましたが、新選組の監察方、山崎烝の書いたものと思われる日記が発見されたそうですね。数日前ネットのニュースを夜見て「おおーっ」と大きな声を出してしまいました。
ここ最近いろいろ出てきてうれしいなぁ。永倉の手記が大きいですが、借金証文、将軍警護が終わり宙ぶらりんな時の近藤の手紙とか。

今回発見された日記はメモ的なもので隊の編成などが書かれているものだそうですが、中身を見たい〜。早く雑誌や書籍で全内容発表されないかなぁ…日野まで行ったら中知ることできるのだろうか…
10:43:00 | saitoumisaki | | TrackBacks

最近規則ただしく

朝十時過ぎに起きています。「偉いじゃん」って…会社員では通用しない起床時間ですよ母上。

下で身の程知らずな恥ずかしいことを書いてますが、心の内のことは文章に書くと自分で気付かない本音が出てきて面白い〈読み手を意識せず書いてはいけませんが〉。意識下に潜っていてわかりづらいモヤモヤの原因にちょっとだけでも気付くことができたのでまぁいいかと。
北海道、ネコ騒動ときて、その時ははかどったのに今反動なのか仕事が予定通りに進んでおらず微妙にピンチですが頑張ります。集中集中。


学生時代の時から考えているオカルト漫画のキャラが先日見ていたアニメのキャラにかぶり要素がいくつもあって思わず笑ってしまいました。
見ていたのは萌えアニメ。「ネコミミモード」でおわかりになる方は多いでしょう…

かぶるキーワードとしては、双子、おかっぱ、京都、式神使い、主人公を兄的存在として慕っているあたり。

オカルトものであれば、まぁありがちというかかぶってもおかしくないなというものですが、微妙に凹む。


…だってネコミミモードだもの…

いや、結構あなどれない作品だなと思うのですが。
自分がキャラ考えたのは学生時代というのもあり、「萌え」なんていう単語のなかった頃なので、「そうか今考えるとこれは萌え…なのか?」なんて見ながらアニメのいさぎよさに感心したりして。

仕事入る前久々に描いてみた双子。↓今描くと退魔針の真紀ちゃんのようだな…
ちなみにこれウルトラパニックに出て来る要が主人公と申しておりました作品です。いつか描きたいと何回か言ってますが、日の目みることあるのだろうか…

ネタ寝かしすぎて腐っていやしないか…?〈そんなネタがいくつかある〉
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01:39:00 | saitoumisaki | | TrackBacks

09 November

ねたみ?

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新選組の哲学。高校生くらいの時に買って大事にしている本で、私の新選組観を作ったひとつである本です。
掲示板の方で新選組のおすすめの本として取り上げた現在絶版中の本ですが、大河ドラマで新選組にはまった糸井重里さんがほぽ日刊イトイ新聞http://www.1101.com/home.htmlでこの本のことを書いてらっしゃいました。

この本の復刊を願って以前復刊ドットコムに投票したので(斎藤とは違う名前です)新たな投票があるとメールでお知らせがくるようになっていて、そこに寄せられた投稿コメントでイトイさんがこの本のことを書いていたことを知り、イトイ新聞に飛び読んだ訳ですが…

…なんか…うれしいような悔しいような?すごい複雑な気分になって自分の中のこういう気分というのは不思議なもんだなぁ〜、と。


これはイトイさんに対する嫉妬というやつなんだろうか。

こういう歴史ジャンルやマニア向け分野のファンというのは、自分の足、年月、費用を費やして調べたり集めたり、集いへの参加、作品、研究を発表することなどでマニアックな方へ進み、その積み重ねで分野の中核、関係者に接触できるようになっていくことが多いように思うのです。
その道の狭さ、大変さ故に最短距離でディープな情報やモノを求めるファンに対して厳しくなるというか…

ファン歴が長いからよし、にわかはダメなんていう考えはよくないと自分も常々思っている訳ですが、最近はまったというファンが有名人でツテを利用することで簡単にモノ、情報を手に入れた、好きな作品、分野の関係者に会った、なんてことをいざ聞くと、こう…羨ましいなぁと。また発言力の強さでいろいろ波及していくのも…なんか羨ましい。(これは違う所?)


もちろん自分も端くれながら漫画描きという職業柄そういう恩恵にあずかることは皆無とはいえず。あまりないけど…
ここも漫画描きという立場の者が作っているサイトだから見てもらえている、という部分もある。
…なのでなんか複雑なんだなぁ…

「嫉妬する人される人」(谷沢永一・幻冬舎刊←幻冬舎だったのか…今気付いた)なんて本を読むと自分から遠く、自分が及ばない力がある人は嫉妬の対象にならない、とあります。
難関試験を突破してなる官僚や素質が必要なスポーツ選手には嫉妬しないけど、運がよければ自分でもなれるかもと思う芸能人や代議士には嫉妬するということらしい。
私はイトイさんを芸能人とは思っていませんし、コピーのセンスや興味持った分野の新しい形の提案の面白さ、フットワークの軽さ、人脈の広げ方に関して自分は遠く及ばないのも知っています。つーか好きな人物です。〈通販生活のコラム読んだりほぼ日も時々見たり。〉

…やはり好きな分野に対しては「同じファン」として見るってことなのか…
言い方が悪いですが、成金が札束出してもの言わせるとか、有名人という立場からワガママを通してしまうのと同じように感じてしまうのかも。仕事ではなく趣味の部分で、というのがそう思わせるのか。
〈イトイさんは趣味が近距離で仕事になったりするので境界がわかりづらいのですが…ん?…考えたら私もそうじゃないか…〉
この人に会った、話した、コネでこんな貴重な体験をしたということを表に出すことは自慢のようにも見えたりするし。
〈私も人のことは言えない…気をつけよう。〉


…でもこういう方がいらっしゃることはとてもありがたいことで、事態を好転しやすくなったり、知りたい情報を知る機会がぐっと増えたりもします。いいことだ。

上記リンクの「ほぼ日」ダーリンコラムで「新選組の哲学」の面白さをイトイさんが書いてらっしゃいますので是非読んでみて下さい。
私も近いうちにおすすめ新選組本でとしてサイトで内容の面白さを紹介できたらと思います。
面白い本なので是非いろんな人に読んでもらいたいな、と。

そして是非、復刊ドットコムに投票を。http://www.fukkan.com/vote.php3?no=5094(投票するにはまずメアド、ハンドルネームなどの登録が必要だと思いますが)
もう復刊交渉の冊数に達し、去年の段階で交渉に入っているようですが…どうなんでしょう。
イトイさんが中央公論新社にこの本を借りたということで、中央公論新社動いてくれんかなぁ…
出版社の意向だけでなく、作者の方のご意向もあるのでどうなるかな…
〈作者の福田氏は2年前に亡くなられています〉
14:24:00 | saitoumisaki | | TrackBacks