Archive for 24 November 2004

24 November

ハウル(少々否定的なのでこれから見る方注意)

仕事が一段落したのもあり、映画を観に行ってきました。
「ハウルの動く城」を。

あまり期待はしていなかったのですが、前半とても楽しめました。
パンに目玉焼き…これは懐かしいというかうれしくなったなぁ。
ソフィの足の細さがいい!ハウルは…私は美形萌えあまりないんだということを再確認。もっと偉そうだったり突き抜けたナルシストだったら好きになっていただろうな、と。この普通っぽい性格で美形がいいのかな…私はそれだと萌えがない…

城の構造や内部もう少し知りたかったなぁ。

後半は…とっ散らかったというか、不親切…?
キャラクターが筋を言葉で説明するなどのわかりやすい表現をやめ、見る方の解釈の幅を広げる大人向けの作品としてのやり方かなぁ、とも思いましたが…
これが宮崎作品でなかったら、設定裏読みとか伏線深読みとか喜んでしていたかもですが、宮崎作品には求めていないのかなんかモヤモヤと。

全体の筋に関しては、女性っぽいミクロな視点の話を男性的なマクロな広さを加えてしまったことで焦点がブレてしまったように感じました。

ハウルとソフィの性格がいまいちつかみきれなかったのもあるのか…
ちなみに一番気にしていたのは主役の声二人ですが、これは違和感無し。キムタクよかった。ソフィの声は老け過ぎでは?の声もありますが、私的にはありかな、と。島本須美のような可憐さと落ち着きが同居していてよかったな、と。

まぁ最大のモヤモヤは…私の頭がお子さまだからでしょうか(以下ネタバレにつき伏せ字)
ソフィの姿がのろいがとけていつ戻ったのかはっきりわからなかったので〈魔法つかいではない第三者のソフィの容姿に関する証言は会いにきた母親以降なかったように思う。最後まで傍目ではおばあちゃんの姿に見えている可能性も〉カップル萌えするにはビジュアルは双方若い状態でいいのか?と悩み躊躇してしまったことにあるような気がする。

原作読みたくなってきた…
魔法使い設定はいろいろツボなので〈…の割にはハリポタには手つけてませんが。姿は若いが年はうんととっているというのが好み。過去にそういう魔法使いの師匠と弟子の物語も考えてみたり。〉読んでみようかな…
21:00:00 | saitoumisaki | | TrackBacks